オッス!オラtora!
部屋にディスプレイしているドラゴンボールプライズの1つにこいつがあります。
孫悟空FES其之四 スーパーサイヤ人3孫悟空のフィギュアです。
中澤さん原型なので造形は文句なしですが…
道着がアニメカラー(オレンジ)ではなく原作カラー(山吹色)なのでフィギュアにした時に色が薄くて迫力が足らないんですよね。
プライズはいかにコストを抑えて量産するかが大切なので塗装は正直言ってあまり良くありません。
もちろん原作カラーは大好きなのですが、プライズの塗装だと明るすぎて安っぽさが出てしまいます。
せっかく神造形なのに…(巨乳なのに乳首黒いみたいな)
※うるせぇよ
てなわけで!!
この孫悟空FES其之四 超サイヤ人3孫悟空をリペイントします!
孫悟空FES其之四 スーパーサイヤ人3孫悟空をリペイント!
・ウェザリングカラー マルチブラック
・ウェザリングカラー グランドブラウン
・ウェザリングカラー
・ウェザリングカラー用うすめ液
・リアルタッチマーカー ブラック
・リアルタッチマーカー ブラウン
・ウェザリングマスターA・Bセット
ウェザリングカラーでスミ入れ
まずはウェザリングカラーのグランドブラウンをうすめ液で希釈します。
今回はフィギュアの色が薄いので違和感なく馴染む様にウェザリングカラーも薄めに希釈します。
割合としてはウェザリング1に対して薄め液2くらいです。
この希釈した塗料を容赦なく塗っていきます。
そして塗ったらすかさずティッシュで拭き取ります。
そうすると表面には薄く、服の皺などの溝には濃く塗料が残りいい感じの陰影がつきます。
同様に上半身、頭も塗料を塗って拭き取っていきます。
顔や髪の毛は薄めはあまり色が濃いと違和感があるのでさらに薄めに希釈します。
多少濃くても後からうすめ液を染み込ませたティッシュで拭けばいくらでも調節できるのでなんとなくで問題ありません。
体を塗り終わったら今度は髪の毛と顔です。
ここはあまり色が濃いと変なので(髪の毛の元々の色が黄色で薄いので)
ステインブラウンを薄めて塗っていきます。
髪の毛は溝が濃く塗料が入りすぎてしまうので綿棒で余分な塗料をふき取って調整します。
これでウェザリングカラーでのスミ入れは完了です。
ウェザリングカラーだけ終わった時点でこんな感じです。
これだけでもだいぶ違いますね。
続いてリアルタッチマーカーでスミ入れの調整です。
リアルタッチマーカーでのスミ入れ
リアルタッチマーカーはスミ入れ様のマジックの様なものです。
陰影を強調したい箇所をなぞるように線を描いていきます。
このフィギュアの場合、腕の筋肉やズボンの皺の特に深い箇所です。
腕の筋肉は溝が細いので軽くなぞったらリアルタッチマーカーの消しペンで薄くして調整します。
道着は溝の幅が広いのでリアルタッチマーカーを塗ったら綿棒で伸ばして違和感無いように伸ばしていきます。溝の一番深いところが濃く、外側に行くにつれて薄くなる様に伸ばしていきます。
これでリアルタッチマーカーでのスミ入れも完了です。
ウェザリングカラーサンディウォッシュでウェザリング
続いてウェザリングカラーのサンディウォッシュでウェザリングしていきます。
ウェザリングとは汚れや錆などを表現することです。ウェザリングカラーの希釈具合を調整することで土汚れや錆の様な風合いをつけることができます。
今回は戦っている悟空を表現したいので膝やブーツ周りに土汚れをつけていきます。
ウェザリングカラーは本来、混ぜてから使うものですが、土汚れを表す時はサンディウォッシュを振らずに使います。振らないと底にドロッとした濃い部分が沈殿するのでそのドロドロをすくって塗っていきます。写真のサンディウォッシュは上が透明ですよね。底に沈んでいる色の濃い部分のことです。
ブーツ周りにこのようにベタ塗りします。
その後にティッシュで擦りながら拭いていくとこの様に土汚れ感がでます。
膝周りなど下半身にどんどん塗っていきます。
土汚れが再現できたら次はウェザリングマスターです。
ウェザリングマスターでぼかし
ウェザリングマスターはファンデーションの様なものです。
陰影をつけた部分が不自然にならない様にウェザリングマスターでグラデーションをつけていきます。
付属のスポンジでポンポン叩く様につけていきます。
溝周りは濃い色、服がピンと張っているところは薄めの色をつけていきます。
そして全体をティッシュなどで拭き取り調節すれば
完成!!
ビフォーアフター
全体的にのっぺりしていて迫力がありませんでしたがリペイントによって一気に引き締まりましたね!←自画自賛
戦っている感が出てかっこいいです。
フィギュアをリペイントすると世界に1つだけのフィギュアになるので愛着がわきますよ。
簡単なのでぜひ1度トライしてはいかがでしょうか。
では!