1タックルでランガン派のエセミニマリストバサーである僕は持ち運ぶ釣具を減らすのがとにかく大好きなんです。
でも持ってる釣具はどんどん増えていくから不思議ですねー。白目
そんな僕が1タックルで色々やっちゃうバーサタイルロッドとして購入したのがボンバダアグア×ツララのショートロッド【タマンドア56】(tamandua56)です。同ブランドの中高弾性のショートロッド【ピカパウ57】の後継機種で発売されたロッドです。
【ボンバダ×ツララ】タマンドア56のインプレ
Mクラスのバーサタイルロッドとして使っていたブレイゾン65Mが折れてしまったので新しいロッドを探していたときに見つけたので思い切って買ってみました。
なんとなく人と被るのが嫌な中二気質があるのでボンバダブランドは前から気になっていたんですよね。仙人的な風貌のボンバダ代表TERUさんが醸し出すアングラ感に僕の邪気眼が疼き出したって感じです。
あとはツララ×ドランクレイジーのビッグベイト用ショートロッド【ガーゴイル63】を持っているので見た目が似ているロッドを並べて飾ったら格好いいかなー、というしょーもない考えで購入に踏み切りました。
ちなみにお値段¥42,800なーりー。白目
タマンドア56のスペック
レングス | ウェイト | 適合ルアーウェイト | 適合ライン | アクション |
5フィート6インチ | 133g | 7~60g | ~PE#5 |
ファーストテーパー |
この7g〜60gというフリースタイルロッドならではの範囲の広さにハートを掴まれたわけです。
そして何よりオールダブルフットのsicガイド&8軸カーボンのバット。
やり取りもクソもない太糸&ぶっこ抜き派の僕にはこの手のタフネスロッドは魅力的でした。道具の扱いが雑なんですよね…ブレイゾンも折ってるわけですし。とにかくタフネスは正義なのです。
ちなみに価格は気にしたら負け。
使いやすいルアーは?
低弾性のカーボン厚巻きが常のフリースタイルロッドの中では珍しく中高弾性とのことですが、やはり最近の感度キンキンなロッドに比べるとダルい印象。
軽めの撃ち物やネコリグは問題なく使えますがガードがしっかりしているフルサイズのジグなどには張りが足らないと感じました。
アマゾンの他魚種を視野に入れたロッドなので当然かもしれませんがやはり巻物の方が気持ちよく使えます。
スイートなのは1/2oz〜1ozちょいくらい。
3/8oz、1/2ozのスピナーベイトやジョイクロ148などの1oz前後のプラグは使っていてめちゃくちゃ気持ちいいです。ダッジとか中型の羽根モノにもバッチリだと思います。
7g〜60gいけんの?
適合ルアーウエイト範囲MINの7gだと投げ辛さは感じますが垂らしを大きくすれば問題なく使えます。10gあれば特にストレスは感じません。まあこのロッドで7gのリグを投げる様なライトなセッティングをする人はほぼいないと思いますが。
MAXの60gはと言うとほぼ2ozなのでジョイクロやタイニークラッシュといったルアーが近いですね。
使ってみると2ozにはパワー不足かなと感じました。投げることはできますし折れる様な不安もないので2ozでも扱えるのですが、ダルいなーって感じです。
それなりに使うことはできるのでカタログの7〜60gは偽り無しです。
使ってみてどーよ。
最近の高感度ロッドとはテイストが違いますがよく曲がるロッドなので投げてて気持ちいいですね。ロッドが投げてくれる感が凄いです。←語彙力…
曲がりは動画を見て頂ければ分かりやすいかと↓↓
しかしピッチングや着水音を消すライナー性のキャストは張りがあるワーミングロッドに比べるとダルいので釣りのスタイルで好き嫌いが別れるテイストだと思います。
バスロッドとしては決して軽くないですが5フィート6インチのショートレングスとボンバダのヤジロベエ理論(重心がリールシートのセンターにくる)で非常に軽く感じます。というより疲れない、楽に投げれるって感覚です。
そして魚を掛けると良く曲がるのに非常にパワフルです。バットの強さなのかゴリゴリ巻いてこれる不思議な感覚。これがトルクってやつなんですかね。
足元バイトの45UPを即ヌキする動画↓↓
ゴリゴリ巻いて即ブッコ抜きが失禁するくらい気持ち良いです。
なんだかんだ見た目は大事
タックルバランスや状況にマッチしたルアーセレクトよりも使いたい道具を優先してしまう雰囲気バサーの僕にとって見た目はモチベーションに直結する重要な要素です。
光に当てると光沢あるブラウンが妖しく光り、斜めに走るカーボン繊維がなんとも渋い…
そしてエンドグリップのバランサーのデザインと差し色のブルーが中二心をくすぐります。
そしてこのタマンドア56、アンタレスと合わせるとめちゃくちゃかっこいい。
軽量リールと組み合わせたほうがバランスがいいですがそんなの知ったこっちゃない。
シルバーに輝くアンタレスの鏡面とブラウンの光沢が運命的なカップリングを果たしました。織姫と彦星も真っ青です。
これで酒飲めるわ。下戸だけど。
まとめ
というわけで見た目はモチロンのこと早い展開の釣りを練習中の僕には巻物にマッチするタマンドア56がストライクでした。
ぶっちゃけワーミングメインの【今風なバーサタイル】を求めるなら普通のバスロッドが良いです。
1/2〜1ozちょいの巻物を中距離サイドキャストがメインでたまにワーミングもやるかなー。って人にはドンピシャかと。レングスは好みに合うかどうかですね。遠投性能とかは皆無なので。
と、勢いで買ったものの気に入ってしまったタマンドア56のインプレでした。
では。