相模湖は神奈川県相模原市に位置するバスフィッシングの老舗フィールド
都心からも約1時間と好アクセスの為に土日になるとバサーで混み合います。
関東を代表するハイプレッシャーレイクですが、50upはもちろんロクマルの実績もある夢があるフィールドです。
2018年の艇王で伊藤巧さんが実際にロクマルを釣っています。
今回はそんな相模湖の攻略法を紹介します。
相模湖のバス釣り攻略法
相模湖のポイント
相模湖は大きく分けて
・島田湖
・桂川(本流)
・秋山川
・本湖
に分かれています。
・秋山川
桂川に合流する秋山川は相模湖の中では最も流れが早い川で夏は本湖よりも水温が低くハイシーズンには魚影が濃くなります。
その分プレッシャーも高いですがビッグフィッシュのロマンが詰まったポイントでもあります。
濁りが抜けるのが1番早いので濁っているときは秋山川のバックウォーターが鉄板です。
最上流部は非常に透明度が高く夏は50upがウジャウジャいますが全て天才くんですのであまり時間をかけないほうが吉。
秋山川はエンジン禁止なのでエレキで走行しましょう。
・吉野ワンド
桂川本流で最も大きいワンドです。
奥にインレットがあり濁りにくく常にバスがストックされています。最奥はシャローで見えバスも多いですがプレッシャーが高いので狙う場合は朝イチが吉。
最奥以外はオーバーハング下にレイダウンが沈んでいるポイントがいくつかあるのでテキサスやラバージグなど根がかりにくいルアーで攻めましょう。
1年中魚がストックされているポイントなので「バス全然いねー!!」って時はチェックしてみて下さい。
・大曲
本流上流にある大きくベンドしたエリア。
ベンドのアウトサイドは急深で流れが当たるのベイトも多く通年人気スポットになります。
おすすめの釣り方は水中に使っている竹がありますのでカバー撃ちです。
竹の直下についていることが多いのでバックスライドなどのフォールで誘いましょう。
インサイド側はアウトサイド側に比べて岸際が急深ではないのでダウンショットやフットボールで釣ることができます。
大曲はアウトサイドとインサイドで水や魚影が全く違うことがあるので色々な釣りが楽しめますよ
・島田湖
桂川上流に位置する湖
相模湖では数少ないオカッパリができる場所です。
葦を撃ちたくなりますが、水深がなく泥底気味の為,見た目ほど良いポイントではありません。春はヘラのはたきで占領されるのでチェックは手っ取り早くで良いでしょう。
ボートなら岩盤、陸っぱりなら川筋を攻めるのが吉です。
境川から流れてくる鮎やウグイが多いのでビッグベイトやシャッドテールワームに実績があります。
・青田ワンド
青田ワンドは本湖のワンドで相模湖で最も大きなワンドです。
通年実績があるポイントですが、ディープが安定しているので冬には相模湖のメジャーポイントになります。
オーバーハングだけでなく水中岬のようになっているポイントもあり魚探があれば良い釣りができるでしょう。
・一二三沖
リザーバーの相模湖では珍しいシャローエリア。
スポーニングエリアでスポーニング前後は特に楽しめるエリアです。岸際はカバーがプアなので巻物やトップでエリア全体を探っていきましょう。
相模湖でおすすめのルアー
・テキサスリグ
ブッシュ地帯(通称ジャングル)やレイダウンを釣っていくのにはテキサスリグがおすすめです。
特にキツい濁りの時はカバーの最奥にバスがつくのでテキサスリグが活躍します。
カバーが多い相模湖では通年主力となるリグです。
・スピナーベイト
全体的にステイン気味で雨の後は強い濁りが入る相模湖では必須のルアーです。
ローライト時はカバーの中ではなくカバー周りに魚が散るので岸やカバーギリギリにキャストして手元まで丁寧に巻いてきましょう。
岸ベタベタについている魚にはスピナベサイトも有効です。
・フットボールジグ
岩盤エリアを転がして素早くディープまで探ることができます。相模湖の岩盤エリアは水通しが良く魚影が濃いのでフットボールジグで広く探っていきましょう。
魚が沈む秋から初冬にかけては特に有効なテクニックです。
・カバーネコリグ
オーバーハングに吊るして虫パターンで誘ったり、ブッシュやレイダウンの中に撃ち込んだりと汎用性が高い上に食わせの力も強いリグです。プレッシャーの高い時にも確実に魚を連れてきてくれます。
何度こいつに助けられたか…
こちらの動画で相模湖をカバーネコリグで攻略していますね。
以前書いたカバーネコリグの使い方の記事はこちら
サイズは選べませんが数が釣れる釣りなので初心者には特におすすめです。
・チャターベイト
近年チャターベイトの釣果が上がっています。早く引けるのでスピナーベイトより見切られにくいのとベイトフィッシュライクなシルエットが効いている気がします。
ちなみに相模湖のベイトは
・ワカサギ
・オイカワ
・虫
・ウグイ
・ニゴイ、フナの稚魚
などがメインです。ギルもいますが房総エリアに比べれば数は少ないです。ブルフラットも良く釣れますがフナと思って食べているのではないかと思っています。
相模湖のおすすめのボート屋
・秋川屋
秋山川の上流部に位置するボート屋で朝イチに秋山川の最上流に入るときにはベストなボート屋です。50upを釣ると3000円引き券がもらえます。
ボートはフットコン1人5000円です。
・日相園
桂川と秋山川の合流点にあり本流、本湖どちらもできるボート屋です。
相模湖のボート屋で1番きれいでトイレも清潔なのが良いです。
フットコン1人5500円です。
・柴田ボート
バスプロのロケでもよく使われるボート屋です。フットコンがなくハンドコンなのでエンジン船利用の人におすすめです。
食堂がありお昼休憩ができるのが良いですね。ボリューム満点のカツ丼が有名です。
ハンドコン1人5500円です。
相模湖柴田(釣り船、わかさぎ、ブラックバス、へら鮒、公魚、ふね、ワカサギ)
相模湖の釣り方・攻略法
相模湖のおすすめの攻略法はカバーを撃っていく釣りです。
パッと見岸際はカバーだらけの様ですが全部撃っていたらきりがありません。
そんな時は水中に枝が入っているか見てください。実はオーバーハングになっているだけで水中はどオープンのカバー多いので、水中まで使っているカバーや倒木に狙いを絞って丁寧に釣っていくと良く釣れます。
初心者の方や相模湖が初めてでどうしても魚を触りたいって方はダウンショットやネコリグなどのフィネスな釣りで数釣りができます。
急深が多い相模湖ですがボート屋の桟橋周りや秋山川の岸際、各ワンド、本流の岸際がシャローになっているエリアなら浅いのでフィネスな釣りや底を取った釣りもやりやすいです。
特に秋山川のサーキット下や岡堂は岸から数m離れたところに段差の様なブレイクが入っており魚のストック量が多いので丁寧な釣りならば高確率でボウズ逃れできるでしょう。
相模湖は決して簡単ではありませんが腹パンパンのデカバスが釣れますし、ハイシーズンには数釣りも楽しめるフィールドです。
子バスなのに筋肉質な相模湖バス↓↓