お盆に次いで最もフィールドが賑わうGW。
初めてのフィールドに遠征するワクテカ系アングラーも多いですよね。
日本のバス釣りフィールド関東の雄として君臨する霞ヶ浦水系にはもちろん多くの人が訪れます。
たいして釣れないタフミガウラなんだけどね。
GWの霞ヶ浦はデスミガウラに…
ただでさえタフミガウラだというのに毎年GW頃は田んぼの水入れによって起こる水質の悪化(いわゆる代掻きの影響)と常陸水門開放による減水でデスミガウラへと変貌します。
毎日釣りしている様なスーパーロコですら難しいというGW、どう釣ればいいのでしょうか…
筆者の2021年GW釣行
難しいと分かっていても休みがあればフィールドに向かってしまうのがアングラーの性、筆者も今年のGW釣行は気合を入れてビッグベイトタックルを車に積んで霞ヶ浦に向かいました。もちろん時期的に活躍したのは底物、撃ち物タックルで
ファッションビッグベイターかよ。
流入河川はどーよ。
4月の釣行がポッカリ抜けていたので季節の進行を掴むために本湖以外に流入河川も回ってみました。
季節の進行が早い閉鎖水域気味の流入河川ではGW前半は既にどアフターでしたね。アフター鉄板のスローフォールやアシ撃ちで釣果が出ました
40cm以下のバスもアフターだったのでおそらくまともなサイズはもれなくガリガリでしょう。大型は2度目の産卵を終えた状態か2度目のポストでした。この時期に狙いたい大型の半プリもいるでしょうが個体数は少なかったと思います。
ついでに言うとGWの霞水系で1番手堅いのは代掻きの影響を受けにくい閉鎖水域気味の流入だと思います。
横利根川とか前川とか南水路ね
本湖はどーよ。
続いて霞ヶ浦本湖ではスポーニングエリア兼水が良い場所で釣果がでました。
割と1箇所での釣果に偏ってますが、このエリアが特別いいのではなくスポーニングエリアになるような風の影響を受けにくいエリアは代掻きの影響も受けにくいだけだと思います。
田んぼの水が出てくる水門が近くになくて外からプロテクトされてれば水質は悪くなりにくいです。
北浦の水原とかもいいんかな?あんまり行かないから知らんけど。
釣れた魚はアフターから半プリ、回復系とゴチャ混ぜ状態でしたが閉鎖水域よりは確実に季節の進行が遅く40前半なら半プリも多い印象でした。
しかしアフターの40後半が全く釣れない…。どアフターなら同じエリアにいるかと思いましたがもうスポーニングエリアから抜けてしまったのかうんともすんとも言いませんでした。
デカいアフターどこいんの?
GW頃だと40後半のデカい魚はスポーンを終えてスポーニングエリアからは出てしまったのだと思います。霞ヶ浦は広いのでエリアによって差はあると思いますが。
そして厄介なのがアフターのデカい魚の居場所が全く分からないこと。
アフターの鉄板パターンのアシ撃ちをするには水位が低いし…
アフターは杭や護岸などの縦ストに着くものですが縦スト+水が良い場所だとなかなか見つからないし…。見つけても反応なかったし…。
テトラや沖の沈み物についてジッとしているのでしょうか。
沖の沈み物とか分からんしロコ以外詰むだろ・・・
霞ヶ浦ではドックの中でスポーニングするバスが多いと思います。それなら回復するまでドックの中でジッとしているか、ドックの中に餌が無くてフィーディングでドックの外に出てくるバスがいるはずです。
ドックの外壁ってエビついてるしな。
霞ヶ浦では玉造エリアにドックが多いので開拓してみたかったのですが、アクセスが悪いのと筆者の釣行日は風向き的に良くなさそうだったのでパスしました。
後から聞いた話だとやはり玉造エリアでの釣果が多かった様なので来年のGW頃はドック攻めをしてみようと思います。
あーだこーだ考えてても正解が分からないのがバス釣りの沼。
来年は来年で季節の進行が違うと思いますがアフター狙いのドックの外壁攻めを敢行してみます。
霞ヶ浦はドックの中は釣り禁止です。立ち入らない様にしましょうね。GWは釣り人が増えるので地元の人の迷惑にならないように駐車にも気をつけましょう。
ポイ捨ては釣りとか関係なく人として終わってんぞ。
では。