琵琶湖で大流行のカバースキャット。
冨本タケルプロが広めたノーシンカーでディープを攻略するという新しいメソッドが昨今の琵琶湖で猛威を奮っています。
真冬でもとてつもない釣果を叩き出す信じられない威力を秘めた釣り方です。
実際筆者も琵琶湖ではありませんがこの釣り方で良い思いをしています。
↓↓真冬の多摩川釣行でもカバースキャットが活躍してくれました。
しかしこのカバースキャット釣法は肝心のカバースキャットが全く手に入らないという欠点があります。
入荷しても即完売、メルカリでは転売ヤーが大量発生という状況。
そこで目をつけたのがジークラックのイモリッパー95です。
ジークラック イモリッパーのインプレ。カバースキャットの代用になるのか?
パッと見はカバースキャットとほぼ同じ様なイモ系ワーム。
琵琶湖で山ピーガイドの山下プロもカバースキャットの様にノーシンカーのトゥイッチで釣っているので実力は折り紙付き…のはず。
早速購入してみました。
イモリッパーの重さ、スペック
今回購入したのはイモリッパー95。
40.60.95の3サイズの中で1番大きいサイズです。
7本入りで580円と最近のワームの中では良心的なお値段。
サイズを比較してみるとカバースキャットの方が少し大きめです。ボディの太さはイモリッパーの方が少しバルキーです。
自重は約15g
16.5gのカバースキャットとは1.5g差とそれなりの違いがあります。
筆者のカバースキャットは16.1gでしたが塩が抜けたか個体差で若干軽いのだと思います。
イモリッパーで実釣
実釣したところ、イモリッパーの方が軽いもののキャスト時の姿勢が安定していて飛距離がありました。バルキーなお尻側に重心があるからでしょうか。カバースキャットよりも回転せずに飛んでいきます。
肝心の水中ドッグウォークの動きですが、カバースキャットが1点での首振りアクションなのに対してイモリッパーは少し移動距離が大きく左右にダートするような感じです。
イモリッパーの方が前に寄ってきてしまう傾向があります。
沈みものをネチネチと誘う時や冬の魚がルアーを追えない状況では移動距離が短いカバースキャットに分がありそうです。
なので今回はイモリッパーの後方に0.9gのネイルシンカー入れてバックスライド仕様にしてみました。
そうすることでダートした後にキックバックして元の位置にバックスライドしてくれます。移動距離問題はこれで多少解決できそうです。
ダートする姿勢次第でバックスライドする方向が変わってしまうので必ず元の方向に戻るわけではありませんが。
荒川で沖の沈みものをこの釣り方で探って実際に魚を釣りましたが実釣能力としてはカバースキャットと遜色無いように思います。
イモリッパーで十分に釣れますのでカバースキャットが手に入らない方は使ってみてはいかがでしょうか。
では!