ここ近年、一気に市民権を得たジョインテッドフットボールの釣り。ミノストの登場で爆発した感あります。
皆メディアに踊らされすぎ。(特大ブーメ…)
筆者も遅れながらジョイントフットボーラーとしてデビュー致しました。
ボトムでの姿勢が良くてナチュラルな動きで誘えて、早いフォールでリアクションでも使える。おまけにスイミングやスナッグレス性を活かしたカバー撃ちまで。といいとこ全部乗せマシマシみたいな超便利なジョイントフットボール。少ない道具で色々な状況に対応するというおかっぱり永遠の課題に終止符を打つが如きアイテムです。
しかし全国に散ったジョイントフットボーラー達の悩みでもあるのがRyugiのフットボールヘッドtgの流通問題。
ぶっちゃけ3/4ozしか売ってんの見たことないわ。
仕方なくザップのバウヘッドを使っていたのですがぶっちゃけ現場でフック変えるの面倒臭い。スプリットリングって付け外しに時間かかる。それにバウヘッドって純正フックがワイドゲイブなので、ボトムでの姿勢を考えてナローゲイブに替えていたのですがそれも面倒い。
と思ってたところにジョインテッドシューティングボールヘッド登場。
ジョインテッドシューティングボールヘッドはフットボールヘッド難民の救世主か!?
前置きが長くなりましたがFINAのジョインテッドシューティングボールヘッド買ったよ。って記事です。
そもそもジョインテッドシューティングボールヘッドに微塵も興味ない方には長々と前説を聞かせて申し訳御座いませんでした。これからも時間の無駄になるので画面を切り替えて下さい。
ヘッド部はシューティングボールと同じ形状です。ややワイドで安定しつつもアイを埋め込むことによってゴミを拾いにくくなっています。カバーも撃てるフットボールという憎いヤツ。
そして気になるジョイント部は針金が8の字の様になっていて工具なしで付け替えれる仕様です。
メリット
確かにフックの装着が楽です。プライヤーも不要で3秒でフックをつけることができました。
ヘッド形状はオリジナルのシューティングボールのメリットなのでここでは特に触れません。
(筆者的には最高のヘッド形状)
とにかくフックの取り付けが早いのが最大のメリット。
デメリットはないの?普通にあるよ。
ワームとの一体感
デメリットとしてはジョイント部に長さがあるのでワームとの一体感に欠けるんですよねー。釣果に関係あるかと言われれば微妙ですがこの隙間が許せない…。
ジョイント部がゴミを拾う
ジョイント部に長さがあるのでここが結構ゴミを拾います。枯れウィードの上を通してくると結構な頻度でお土産を持って帰ってきます。
行きはよいよい帰りは怖い
このジョインテッドシューティングボールヘッド、フックをつけるのは確かに楽なのですが、外すのは素手だと結構コツがいります。よほど慣れない限りはプライヤー使った方が良いです。
フックを外せなくて四苦八苦していたら…グニャ…
ジョイント部の針金が90度曲って縦アイフック仕様になってる!
テコの原理でけっこうな力がかかったのでしょうか。そんなに力んだつもりはありませんが。
フック同様に1度曲がった金属は強度が著しく下がります。曲がりやすくなりますし金属疲労で折れることも。
とりあえずこの曲がった個体は不安なのでもう使えません。
男なら黒く太く硬くだろ!せっかく黒いのに柔らかい…
といかんせんジョイント部のワイヤーが細すぎる気はするのですがそんな素人でも気になる箇所はメーカーが十分にチェックしているでしょうし実釣には問題ないのかもしれません。
しかし不安要素の排除こそがメンタルゲームのバスフィッシングに必要なものなので、個人的にはイマイチ好きになれないこの商品。
根がかりする度にヒヤヒヤ曲がりの確認するの嫌だし。
とはいえバウヘッドよりはフックの交換は圧倒的に楽なのでバウヘッドとの使い分けをしながら強度、実釣性能共にチェックしていこうと思います。
では。